まず、はじめにこちらをお読みください。
・基本の生地① パートシュクレ
「砂糖入りの生地」「甘みのある生地」という意味のサクサクした焼き上がりが特徴のタルト生地のひとつ。
フルーツタルトの土台に使ったり、生菓子の土台に薄く焼いて敷いたりと用途の広い生地です。
ここではフードプロセッサーを使い、どなたが作ってもサクサク美味しく出来上がるメソッドでご紹介しています。
フードプロセッサーがない方にも、ボウルで作る方法を末尾にご紹介しています。
・基本の生地② ビスキュイ
正式には「ビスキュイ ア ラ キュイエール」
元の意味は「スプーンで作るビスキュイ」
絞り袋ができる前はスプーンで生地を落として焼いていました。
ビスキュイ(別立てのスポンジ)の中でもっともシンプルな材料で作れるものです。
絞って焼くことも薄く伸ばして焼くこともあり、ムースやババロアと組み合わせることが多い生地です。
特徴としてはくせのない風味、気泡の大きなキメ、軽い食感、ポンシュをよく吸う、など。
紅茶の茶葉やココアなどを加えて風味をつけることもあります。
・基本の生地③ ビスキュイショコラ サンファリーヌ
とてもソフトな食感と、しっかりとしたカカオ風味が生きる別立てのスポンジです。小麦粉が入らないので大変口どけがよく、クリームやムースに馴染んでしまうくらいデリケートな食感。
その分作るときも、焼き上がった生地の扱いも慎重にする必要があります。メレンゲの泡立てや合わせ具合もしっかりチェックしましょう。